風薫るこの季節、近郊の小学校から2.3年生が社会見学で、小社工場に沢山来られる。
ガラス越しに「巌流焼」の製造工程を見てもらってその後少しばかりの説明をした後、質問を受けている。
Q:お菓子を造っていて一番気を付ける事はなんですか?
A:食べる物ですから一番は衛生です。巌流焼を食べてお腹を壊さないように...。
Q:普通のどら焼きと巌流焼は何処が違いますか?
A:どら焼きは全国で沢山のお菓子屋さんが造っていますが、一番の違いは「あんこ」が白あんのところです。
Q:なんで巌流焼は白あんなんですか?
A:巌流焼を始めに造った人がアズキのあんこの饅頭が多かったので白あんで造ったらどんな味にあるのか?と思って試しに造ったら美味しかったので白あんにしました。
Q:じゃあ「おそいぞ武蔵」はどおして黒あんですか?
A:巌流焼を食べた人から「白あんも美味しいけど黒あんの巌流焼も有ったら良いね。」と云われて黒あんのどら焼きを造る事にしたんです。
Q:工場で何人の人が働いていますか?
A:造るところで21人、包装するところで6人、配達するところで9人です。事務をするところで4人です。
毎回多くの生徒さんが手を挙げて質問してきます。
この様な素朴な質問を受けるたびに答える私達も良い勉強になります。
焼きたてを食べてもらい、少しばかりの土産を待たせて小一時間で見学は終ります。
和菓子離れ...、最近の子供さんは餡の入った饅頭になかなか手を出してくれませんが、帰りに「とても美味しかったです。」と笑顔で手を振る姿を見ると少し明るい気分になります。