師走も半ば、平成17年も残り僅かとなりました。
この時期の風物詩に京・清水寺に掲げられる「今年の漢字」があります。
「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が1995年から一般公募しており、清水寺では、森清範貫主が縦1・5メートル、横1・3メートルの 和紙に、大きな筆で一位になった「愛」の一字をしたため年内展示されている。
因みに 2?5位は「改」「郵」「株」「笑」だったそうである。
昨年、同寺にて〈災〉の字を見る機会があったが、03年「虎」、02年「帰」01年「戦」、などこの数年ストレートでわかりやすい一字なのだが、今年は「愛」は一寸ひねった逆説的感じを受けた。
紀宮さまのご結婚や、「愛・地球博」がにぎわった一方、「愛」の足りない凶悪事件が相次いだことなどが反映されたみたいだが、この一年の事件や世相を振り返ると本当に「愛」の無い時代になったと痛感する。
来年こそ明るく「愛」に満ちあふれた世の中になることを祈らずにはいられない。